6.1. プロジェクト申請関連機能

この項では、mdxにおけるプロジェクトの申請方法およびその他プロジェクト申請ポータル上で利用可能なプロジェクト申請関連機能について説明します。

6.1.1. 申請状態ごとに可能な操作

プロジェクトの一覧画面でプロジェクトごとの[申請状況/ Application Status]を見ると現在の状態を確認できます。
プロジェクトは状態によって利用できる操作が異なります。

申請状況/ Application Status

利用できる操作

新規作成

閲覧、申請(新規)、保存

未申請/ unapplied

閲覧、申請(未申請)、削除

申請中/ applied

閲覧、取戻

却下/ reject

閲覧、却下理由を確認し再申請、削除

承認済/ approved

閲覧、複写、mdxを利用する

6.1.2. プロジェクトの申請内容詳細

6.1.2.1. プロジェクトID

プロジェクトが承認された際に自動的に割り振られるIDです。未承認のプロジェクトの場合は表示されません。

6.1.2.2. プロジェクト名

作成するプロジェクトの名称です。最大50文字で、日本語の入力も可能です。

6.1.2.3. 利用目的

プロジェクトを申請する目的としてmdxシステム上で取り扱う課題・研究テーマに関する情報を記載します。
最大200文字で、日本語の入力も可能です。

6.1.2.4. プロジェクトタイプ

プロジェクトには3つのタイプのうち1つを指定します。各タイプには物理ノードの利用形態や資源量の指定可否などの違いがあります。

プロジェクトタイプ

物理ノード

資源量

期間

通常

共有

申請値

可変(申請)

セキュア(ノード占有)

占有

申請値

可変(申請)

お試し

共有

固定

3カ月

6.1.2.5. 連携機関

申請するプロジェクトがどの機関に所属するかを選択します。なお、プロジェクトの承認処理は、所属機関の機関管理者によって行われます。

6.1.2.6. プロジェクト期間

プロジェクト期間では、申請するプロジェクトの開始日と終了日を指定します。
指定した開始日より前および終了日より後はプロジェクトの利用ができないため、ユーザポータルからプロジェクトにアクセスできません。

6.1.2.7. 代表者氏名、代表者メールアドレス、代表者電話番号

代表者の氏名と連絡可能なメールアドレス・電話番号を入力します。

  • 代表者氏名は最大50文字まで入力できます。

  • プロジェクトの新規申請時は、メールアドレス認証で利用したメールアドレスが初期値として表示されますが、必要に応じて変更できます。

6.1.2.8. 事務担当者の連絡先

申請者と事務担当者が異なる場合、[事務担当者の連絡先を入力する/ Enter the Administrative Accountant Contact]横の[はい/ Yes]にチェックをつけ、 事務担当者の連絡先を入力します。申請者と事務担当者が同一人物の場合は、[いいえ/ No]にチェックを付けることで入力を省略できます。

  • 事務担当者の連絡先を入力先を入力する場合は、氏名・部署の入力が必須です。
    また、メールアドレスもしくは電話番号いずれかの入力が必須となります。
  • プロジェクトタイプがお試しの場合は事務担当先の情報は不要となりますので自動で[いいえ/ No]が選択されます。

6.1.2.9. 資源量

プロジェクトタイプが「お試し」以外の場合、プロジェクトが使用する資源総量を指定します。プロジェクトでは、ここで申請した資源量の範囲で、仮想マシンを運用します。
申請項目は「プロジェクトタイプ」によって変わります。

資源

通常

ノード占有

お試し

CPUパック数

-

- (8で固定)

GPUパック数

-

- (無し)

CPUノード数

-

- (無し)

GPUノード数

-

- (無し)

仮想ディスクサイズ

- (100GB固定)

高速内部ストレージサイズ

- (10GB固定)

大容量内部ストレージサイズ

- (10GB固定)

グローバルIPアドレス数

- (1で固定)

CPUパックは仮想CPU数と仮想メモリがセットになったもの、GPUパックは更にGPUがセットになったものです。プロジェクトタイプが「通常」の場合、このパック数を指定します。
1CPUパックおよび1GPUパックで申請される資源量を以下に記します。

名称

仮想CPU数

仮想メモリ量

GPU数

CPUパック

1

1548MB(約1.51GB)

0

GPUパック

18

約57.60GB

1

専有ノードプロジェクトでは、使用するノード種別とノード数を指定します。

名称

仮想CPU数

仮想メモリ量

GPU数

CPUノード

152

約256GB

0

GPUノード

152

約512GB

8

仮想ディスクは仮想マシンの仮想ハードディスク領域で、OSが格納されます。
この領域は、仮想マシン毎に最低20GB程度(minimalinstall)は必要です。
また、仮想マシンにインストールするアプリケーションが使用する容量を考慮して申請量を決める必要があります。
例えば4つの仮想マシンを運用する場合、
ひとつの仮想マシンが使用するハードディスクサイズを80GBと仮定した場合、仮想ディスクの容量は320GBを申請します。
高速内部ストレージと大容量内部ストレージは、仮想マシンの作業領域として使用するファイルシステムです。
本領域は、プロジェクトが作成する仮想マシンの共用ファイルシステムとなります。
グローバルIPアドレス数は、外部からアクセス可能とする仮想マシン数分を指定します。
例えばプロジェクト全体で16個の仮想マシンを運用し、その内、2個の仮想マシンを外部からアクセス可能とする場合、
グローバルIPアドレス数は2以上を指定します。なお、払い出されるグローバルIPはIPv4であり、
IPv6のアドレスはRA(RouterAdvertisement)によって割り当てられたアドレスで外部からアクセス可能です。

6.1.2.10. 居住国に関する確認事項

申請者が日本国の居住者であるかどうかの確認を行います。ここでいう居住者とは
おおよそ、日本国内に住所を持つ日本人もしくは日本国内に住所を持って半年以上がたつ外国人を意味します。
詳細は、 「外国為替法令の解釈及び運用について」 (居住性の判定基準)を参照下さい。

日本の居住者ではない場合は以下の項目について追加で記載・報告する必要があります。

  • 所属機関

  • 所属機関所在国

  • 身分

  • 国籍

  • 主たる居住地

6.1.2.11. 利用規約および利用目的に関する同意事項

利用規約および利用目的に関する同意事項について申請者が同意する場合は、同意事項左のチェックボックスにチェックを入れます。
同意しない場合はプロジェクトを申請することができません。

6.1.3. 新規のプロジェクトを申請する

  1. 申請リストの画面左上にある[プロジェクトの申請/ Project Application]をクリックします。

  2. プロジェクト申請に必要な項目を入力します。

    • [必須/ required]と記載のある項目は申請時には必ず入力する必要があります。

    • [詳細/ detail]をクリックすると項目ごとの説明を参照できます。

  3. 入力が完了したら、プロジェクト申請を行う場合は画面スクロールして最下部にある[申請/ Apply]を、プロジェクト情報を一時保存する場合には[保存/ Save]をクリックします。

  4. プロジェクト申請一覧画面に戻ると、作成したプロジェクトが申請中の場合には[申請中/ applied]、一時保存した場合には[未申請/ unapplied]で表示されます。以上でプロジェクト申請の作成処理は完了です。

注釈

プロジェクトを一時保存する場合にはプロジェクト名のみ入力が必須となります。

6.1.4. 一時保存したプロジェクトを申請する

未申請状態となっているプロジェクトを申請します。

  1. 申請リスト画面で対象とするプロジェクトのプロジェクトのアクションから[申請/ Apply]をクリックします。

  2. 必要に応じて任意の項目の情報を修正します。

  3. 修正が完了したら、プロジェクト申請を行う場合は画面スクロールして最下部にある[申請/ Apply]を、再度プロジェクト情報を一時保存する場合には[保存/ Save]をクリックします。

  4. プロジェクト申請一覧画面に戻ると、作成したプロジェクトが申請中の場合には[申請中/ applied]、一時保存した場合には[未申請/ unapplied]で表示されます。以上で申請処理は完了です。

6.1.5. プロジェクトの申請内容を削除する

未申請もしくは却下された状態のプロジェクトを削除します。

  1. 申請リスト画面で対象とするプロジェクトのプロジェクトのアクションから[削除/ Delete]をクリックします。

  2. 表示された内容に問題がなければ画面スクロールして最下部にある[削除/ Delete]をクリックします。

  3. プロジェクト申請一覧画面に戻り削除したプロジェクトが表示されていないことを確認します。以上で削除処理は完了です。

6.1.6. プロジェクト申請を取り下げる

申請状態のプロジェクトの申請を取り下げます。

  1. 申請リスト画面で対象とするプロジェクトのアクションから[取戻/ Cancel]をクリックします。

  2. 表示された内容に問題がなければ画面スクロールして最下部にある[取戻/ Cancel]をクリックします。

  3. プロジェクト申請一覧画面に戻り取戻処理を行ったプロジェクトが[未申請/ unapplied]状態になっていることを確認します。以上で取戻処理は完了です。

6.1.7. プロジェクトを却下された理由を確認し再申請を行う

申請したプロジェクトが管理者から却下された場合に、却下された理由についてのメッセージを確認し
それに応じた申請項目の修正および再申請を行います。
  1. 申請リスト画面で対象とするプロジェクトのアクションから[却下理由を確認し再申請/ Confirm Reject Reason and Reapply]をクリックします。

  2. 画面の最上部に却下理由が赤文字で表示されます。

(再申請を行う場合)

  1. 再申請を行う場合には却下理由に沿って現在の画面で任意の項目の情報を修正します。

  2. 修正が完了したら、再申請を行う場合は画面スクロールして最下部にある[再申請/ Reapply]を、プロジェクト情報を一時保存する場合には[保存/ Save]をクリックします。

  3. プロジェクト申請一覧画面に戻ると、作成したプロジェクトが申請中の場合には[申請中/ applied]、一時保存した場合には[未申請/ unapplied]で表示されます。以上で再申請処理は完了です。

6.1.8. プロジェクトの申請内容を複写する

承認済みのプロジェクトを同じ入力情報で別のプロジェクトとして申請もしくは保存します。

  1. 申請リスト画面で対象とするプロジェクトのアクションから[複写/ Copy]をクリックします。

  2. 任意の項目の情報を修正します。

  3. 修正が完了したら、そのままプロジェクト申請を行う場合は画面スクロールして最下部にある[申請/ Apply]を、プロジェクト情報を一時保存する場合には[保存/ Save]をクリックします。

  4. プロジェクト申請一覧画面に戻ると、作成したプロジェクトが申請中の場合には[申請中/ applied]、一時保存した場合には[未申請/ unapplied]で表示されます。以上で複写処理は完了です。

6.1.9. ユーザポータルへ移動してmdxの機能を利用する

承認されたプロジェクトの各種機能はユーザポータルで利用することができます。
申請リスト画面上で申請状況が"承認済み"となっているプロジェクトのアクションから
[mdxを利用する/ Start mdx]をクリックすると、ユーザポータルに移動して選択したプロジェクトの機能を利用できます。