1. はじめに¶
本ドキュメントは、mdx利用者(プロジェクトユーザ)向けです。
mdxにおける仮想マシン作成、操作等、システムを利用するのに必要な情報を提供します。
管理者(mdx管理者および機関管理者)向けのドキュメントについては、mdx利用手引き(管理者編) (要認証)をご確認ください。
1.1. プロジェクト申請ポータルとユーザポータルについて¶
mdxでは、 プロジェクト申請ポータル と、 ユーザポータル 2つのポータルを利用者に提供します。
1.1.1. プロジェクト申請ポータルの機能¶
プロジェクト申請ポータルでは、主にプロジェクト申請関連作業を行います。 プロジェクト申請ポータルは、以下の機能を提供します。
プロジェクトの申請
プロジェクト申請状態の確認および修正
プロジェクト申請の取り消し
過去のプロジェクト申請を流用した再申請の実施
1.1.2. ユーザポータルの機能¶
ユーザポータルでは、主に仮想マシンの操作などを行います。 ユーザポータルは、以下の機能を提供します。
プロジェクトに割り当てられた資源の利用状況の確認(ダッシュボード)
仮想マシンの作成(デプロイ)・削除
仮想マシンの操作
ISOイメージ管理・アップロード
ネットワーク管理
ストレージ管理
お知らせ・操作履歴
プロジェクト管理(プロジェクト情報確認、プロジェクトユーザ追加・削除)
プロジェクト権限プロファイル
申請の状況確認
問い合わせ
1.2. ポータルで利用するアカウントについて¶
ポータルは以下のアカウントで利用することができます。
学認アカウント:全国の大学等とNIIが連携して構築する学術認証フェデレーション(https://www.gakunin.jp/)
mdxローカルアカウント:学認のアカウントが無い場合のmdx専用アカウント
学認のアカウントが利用できない場合は、管理者と相談の上、mdxローカルアカウントを作成できます。
mdxローカルアカウントの発行についての詳細は こちら をご確認ください。
各アカウントでポータルにログインする方法については ポータルへのログイン方法について をご確認ください。
1.3. ポータルの基本情報¶
1.3.2. ポータルのタイムアウト時間¶
プロジェクト申請ポータル・ユーザポータル共に3時間以上無操作だった場合、ログインセッションを切断します。再度ログインしてください。
1.4. mdxにおける表示単位について¶
mdxではメモリや仮想ディスク、ストレージの容量を2のべき乗で計算した数値で表示しています。
正確には2のべき乗で計算した数値を表すには2進接頭辞を用いた単位(KiB/MiB/GiBなど)が標準利用されますが、
mdxでは一般的によく見られるSI接頭辞を用いた単位(KB/MB/GBなど)を利用して表示しています。
例.
1[MiB] = 1024[KiB]
→ mdxでは 1[MiB] を 1[MB] と表示
1[GiB] = 1024[MiB]
→ mdxでは 1[GiB] を 1[GB] と表示