6.2. 仮想マシンの作成に関する機能¶
6.2.1. デプロイ¶
テンプレートから新規に仮想マシンを作成(デプロイ)します。
テンプレートにはOSなどあらかじめ様々な設定が入った仮想マシンテンプレートとOS設定のないテンプレートがあります。
自身のISOイメージから仮想マシンを作成していない場合にはOS設定のないテンプレートをご利用ください。
以下からデプロイの手順について説明します。
利用したいテンプレートの[デプロイ]をクリックします。

各設定項目を入力もしくは選択します。
仮想マシンテンプレートの場合にはハードウェアカスタマイズ画面の設定のみ行います。
ISOイメージから新規仮想マシンを作成するためのテンプレートの場合はゲストOSの選択画面の設定を追加で行います。
<仮想マシンテンプレートの場合>

<OS設定のないテンプレートの場合>



入力が完了したら[デプロイ]をクリックします。以上で仮想マシンの作成は完了です。
6.2.1.1. デプロイ時の設定項目¶
ハードウェアのカスタマイズ
項目 |
説明 |
---|---|
仮想マシン名 |
作成する仮想マシンの名前を最大30 文字の英数字で指定する。
複数の仮想マシンを同時にデプロイしたい場合には仮想マシン名[(開始番号)-(終了番号)]という書き方が可能。
例) machine[0-3] と指定すると、その他の設定が全く同じであるmachine0, machine1, machine2, machine3
の4台のマシンがデプロイされる。
|
パックタイプ |
構築する仮想マシンがGPU を使用しない場合は「CPU パック」を、GPU を使用する場合は「GPUパック」を選択する。 |
パック数 |
仮想マシンに割り当てるCPUパックもしくはGPUパックの数を指定します。
ただし、ひとつの物理ノードの資源量(CPU,メモリ)を超える仮想マシンは構成できません。
(CPUパックは最大で152パック、GPUパックは最大で8パックまで指定することが可能です)
|
仮想ディスク(GB) |
OS が格納されるハードディスクの容量を指定する。minimal install でも20GB 程度は必要であり、追加インストール するアプリケーションが使用する容量を加味して大きさを見積もる。 |
ストレージネットワーク |
ストレージネットワークとして「仮想NIC(PortGroup)」、「PVRDMA」、「SR-IOV」の中から使用する種別を選択。
Lustre を使用する場合、「仮想NIC(PortGroup)」または「SR-IOV」を選択する必要があり、
更にLustre をRDMA で使用する場合は「SR-IOV」を選択する必要がある。
|
サービスネットワーク数 |
構築する仮想マシンに、いくつのサービスネットワークを接続するかを指定する。単体システムの場合は1で良い。 |
サービスネットワーク |
プロジェクト名と同じ名前のセグメントが存在するので、通常はそのセグメントを使用する。 |
ログインユーザ名 |
公開鍵が設定されるユーザ名が表示される。 |
公開鍵 |
ssh でログインするための公開鍵を指定する。 |
ゲストOSの選択
項目 |
説明 |
---|---|
ゲストOSファミリ |
新規仮想マシンでインストールするOSのファミリをWindows/Linux/その他から選択する |
ゲストOSバージョン |
新規仮想マシンにインストールするOSの種別・バージョンをリストから選択する |
6.2.2. ISOイメージ¶
この画面では仮想マシンの作成に利用するためのISOイメージをローカル環境からアップロードできます。

ISOイメージをアップロードする
[参照]からローカル環境のISOイメージを指定し[アップロード]をクリックします。
ISOイメージを削除する